梅雨は明けるか

まだ梅雨明けの声は聞こえない鹿児島だが、そんな梅雨の合間を見て、梅漬けを干す。

梅干し。

実家の庭の梅の木になった梅。

今年は少々小ぶりで、赤紫蘇の色も薄めにしかつかなかったがなかなか良い出来。

 

色と香りをつける赤紫蘇は、乾燥させてゆかり(ふりかけ)として。

梅を漬け込んだ紫色の梅酢には、新生姜を漬け込んで紅ショウガに。

豊かな副産物にあふれた、昔からの保存食には学ばされることがたくさん。

こういうことをやっていると、流行などにとらわれない丁寧なモノづくりをしていきたいなと

改めて思わされる良い機会になるから好きだ。

 

昨年の梅酢に漬け込んだ紅ショウガも取り出し、食べやすいように千切りにする。

あほみたいに大量・・・。

手作りの紅しょうがは、紅というよりは紫のそれに近い色。

天然のものだけでこの色が出るのだから、本当に素晴らしい。

 

さて、この大量の紅しょうがをどうしたものか。